楽観ロックのつぶやき

皆さんのおそばに一言添えたい。

FTA と コンタミネーション

 今週、炎上プロジェクトにぶっこまれ、余裕がなかったためブログ更新も滞ってしまっていました。。。

 ある人はFTA、私はコンタミネーションといいます。
 聞いてみると、どうも同じことを言っているようです。FTAのほうがかっこよく聴こえるので次からFTAと言おうかと思います。
 FTAはフォルトツリー解析(Fault Tree Analysis)の略で、システムなどの不具合の原因を分析する手法の一つです。故障の木解析ともいわれるのですが、特定の望ましくないイベントをトップに、それにつながる因果関係をツリーの形で分析します。ツリーを構成する要因事象を一つずつ潰し、故障原因の特定をしていきます。詳しくはグーグル先生に聞いてみてください。
 コンタミネーションは科学実験の場における汚染のことです。なにか技術や発見をする際に、データが誤った結果にならないよう、考えられる本来存在してはならない物質を取り除いていくことで正しい結果を見つけていきます。詳しくは福岡伸一先生の「生物と無生物のあいだ」を読むとわかりやすいです。
 障害対応における対応では、例えば、まず他の端末でも発生するか試してみて、HW障害かを切り分けるといったことから始めます。もしくはバージョンアップ前のプログラムで発生するかを確認し、今回の作業混入した障害かを特定したりします。
 このアプローチがFTAであったりコンタミネーションといっているのとにているなぁ、と思った次第です。