楽観ロックのつぶやき

皆さんのおそばに一言添えたい。

読書

(読了)インシテミル

どこかで見かけたタイトルで、気になっていました。映画化されているのかな。 米澤穂信作品。 バイトを探していたら、時給10万を超える記載を見つけ、誤植か?と思いつつも参加した12名のミステリー。 ミステリー好きにはいろいろなオマージュが入っていて面…

(読了)信長 暁の魔王

天野純希作。 これ絶対タイトルよくない(個人的に)。読んでいると、たしかに魔王的なところもあるかもしれないが、信長も普通の人間だったのかな、と等身大の人間像を強く感じる。 魔王のようなところは、その生まれ育った環境が強く影響しており、信長の…

(読了)乱都

天野純希の作品。この方の作品は初めて読みました。 主に7編の短編集みたいになっているのですが、時代は昔から脈々と流れ、その時々の時代の寵児とも呼べる人たちに主人公が変わっていく、この形、なかなか面白かった。前の話で敵対していた人が次の話では…

(読了) あの日、松の廊下で

ちょっと面白かった。白蔵盈太さんの作品 有名な松の廊下での刃傷沙汰、その後の忠臣蔵につながる話であるが、出だしから入りこまされた。忠臣蔵の話ではなく、松の廊下の事件に至るまでのはなしではあるが、今風な語り口であったり、浅野内匠頭の関西弁など…

(読了)アマテラスの暗号

伊勢谷武の「日ユ同祖論」をテーマにしたミステリー仕立ての小説。 数々の一致は、もはや偶然とは言えない、日本人の祖先はイスラエルの失われた十支族の一つとしか思えない!ということが山盛りである。こじつけには感じない書き方で説得力も非常に高い。 …

週報(20240408)

動悸、不整脈の自覚症状あり、近所の循環器科で検査を受けていたが、結果ウェンケバッハ型Ⅱ度房室ブロックというものらしいが、治療の必要なしとのこと。まぁそれはそれで良かったのだろうが、この症状を抑えるための対応はほしかった気もする。 Wenckebach…

人から信頼されたいのなら

まず相手の行動をよく見ることです。と本に書いてありました。 Amazon Prime Readingで無料で読める「まんがでわかる! 頭のいい説明『すぐできる』コツ」という本に書いてありました。マンガで~のシリーズは内容はそれほど濃くないですが、手軽に読めるの…

【読了】リボルバー・リリー

長浦京作品。 この方の作品は二作目で、一作目は「赤刃」でしたが、2作とも映像が目に浮かんでくる、映画をそのまま読んでいるような感覚になります。活動劇みたいな? 部隊は大正時代で、鬼滅の刃をイメージさせますが、関東大震災直後からシーンは始まり…

FTA と コンタミネーション

今週、炎上プロジェクトにぶっこまれ、余裕がなかったためブログ更新も滞ってしまっていました。。。 ある人はFTA、私はコンタミネーションといいます。 聞いてみると、どうも同じことを言っているようです。FTAのほうがかっこよく聴こえるので次からFTAと言…

【読了】残業の9割はいらない

ヤフーの本間浩輔さんの本。副題は「ヤフーが実践する幸せな働き方」です。 週休3日という、センセーショナルな話題から始まり、本間さんの経験から得られた働き方に関した考え方などを幅広く紹介いただいている。 ただ単に働き方改革に向けての施策云々で…

【読了】小さなルーティン

福所しのぶさんの本。図書館で半年待ちだった本。そんなに待つなら買えばいいじゃん、とかみさんに言われていました。副題は「仕事のモヤモヤ、イライラを止めて自分を取り戻す」です。 一言でいうと、還暦近いおじさんにはちょっとフィットしないかな、と。…

【読了】自分をよろこばせる習慣

田中克成氏の著作。 よろこばせる、といっても喜ばせるではなく、悦ばせるである。 これはどう違うかというと、外発的動機か内発的動機かということであった。 「喜」は、自分以外の外側から「よろこべる何か」がやってきたときに湧いてくる感情のときに使わ…

【読了】疾風ロンド 東野圭吾

東野圭吾をタグにつけると伸びるらしい、という不純な動機から読んでみました。 内容を何も知らずに手に取ったわけですが、結果としてこの季節に読んでちょうどよかった。 舞台は日本でも最大規模のスキー場、そこでスノボ大好きな中学生の地元女子中学生へ…

【読了】3分間コーチ

伊藤守著のコーチングの本。3分間コーチ ひとりでも部下がいる人のための世界一シンプルなマネジメント術 伊藤氏は日本のコーチングの草分け的存在で、コーチエイ創始者らしい。 ブックマークするところがたくさんある非常に参考になる本でありました。特に…

【読了】鋼の自己肯定感

【読了】鋼の自己肯定感 宮崎直子著 自分自身は、それほど自己肯定感低いわけでもないし、自己効力感は高いし、と思ってはいましたが、周囲にはどちらも低いと思われる人もいて、何らかの参考になれば、と思って読んでみました。「自分の思い方次第で人生は…

(読了)GIVE & TAKE

アダム・グラント著 「GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代」 ISBN-10 ‏ : 4837957463ISBN-13 ‏ : 978-4837957461 ギバー、テイカー、マッチャー Giver、Taker、Matcher。聞いたことありますか? 組織心理学者のアダム・グラント氏が提唱した、人間の思…

【読了】同志少女よ、敵を撃て

逢坂冬馬作品です。なにやら色々賞を取っているらしい。 何やら巷ですごく売れてる、という話だったので、図書館の予約を3ヶ月待ってやっと順番が回ってきたので読ませていただきました。 ナチス・ドイツのソビエト侵攻の戦争を題材、部隊にした小説でしたが…

(読了)容疑者Xの献身

会社で読書が趣味という人に、なにを読むの?と聞くと東野圭吾というので、はじめて手を出してみました。こんなに人気なのに一つも作品を読んでなかった。 なるほど、人気と言うのもわかります。私個人的にははじめての組み立てのミステリーでした。なにがか…

【読了】赤刃 長浦京

土日で一気に読み切りました。 この人の作品は初めて読んだのですが、一言でいうと、映画を見ているようでした。導入部から敵役が怪しく登場し、でも素性は全く分からず。途中から満を持して主役登場。敵陣と味方が少しずつ削られていくスリル感、江戸時代初…

読了(自由研究には向かない殺人)

イギリスの作家ホリー・ジャクソンの作品です。 イギリスのある地方で起きた5年前殺人事件に関し、主人公である女子高生が疑問を感じ、単位取得のための自由研究の題材として調べ直す、という設定。 調べていくうちに新たになる事実、被害者の知られざる顔…

河合隼雄「カウンセリング教室」

読了しました。 いやぁ、よかった。 キャリアコンサルタントの試験を受ける前に読めてよかった。色々と勉強になったし、河合先生の人柄にも触れられたし、なんとか人のためになりたい、という気持ちが更に強くなった。 特に「伝え返し」に関しては深く感じた…

真田三代 火坂雅志

上下二巻読了いたしました。 何故か日本人は真田家好きですよね。かくいう私も、大阪に単身赴任しているときにどうしても行きたかった九度山へ単身訪れたりしています。 何が好きか、というと様々ですね。幸隆の時代から昌幸、信之(信幸)、幸村へ続く真田…