楽観ロックのつぶやき

皆さんのおそばに一言添えたい。

(読了)アーマード生還不能

マーク・グリーニー著
 こういうの、よく映画で観てます。そのため、一つ一つのシーンで映像が頭に浮かんでくる感じです。麻薬組織だとかいろんな組織が複雑に絡み合っていて、そこは私にはついていけないところ(わかりにくいし、その為わかろうとしなかった)ですが、チームリーダーをやったことのないダフィーは優しすぎる反面、リーダーとの資質に疑問符がつくのですが、そんな彼が個性的で、一癖も二癖もあるメンバーのボスを努め、本当のボスになっていく感じはちょっと嬉しい。前の任務で片足を失ったダフィーがそれを隠しての今回の任務、後半でそれがどう影響してくるのか、彼の妻が最後の方でどう物語に絡んでくるのか、計算高いカラドーサの計算はどこで狂うのだろうか、などなど、後半に期待をさせつつ、上巻は過ぎていき、緊張感あふれる下巻へ!という感じでした。
 こういうのを読むと、冒頭でいった通り、映像が目に浮かぶようなんですが、その時の俳優はだれがいいかな、という目線でも読んでいきます。ウルフソンはドルフ・ラングレンしかないな、とか。そういう読み方も一興ですね。