アンドリュー・カーネギーの言葉に次のようなものがあります。
「私は最初、12歳のときに紡績工場の糸巻き小僧に雇われた。そのとき
私が決心したのは、よし、世界一の糸巻き小僧になってやれ、という
ことだった。」
これ、すごくいい話だと思います。
皆さんはどう受け取ったでしょうか。
どんなにやる気の出ない、つまらないと思える仕事でも、その仕事で世界一を目指すことで、自分を鼓舞していますよね。
与えられた仕事が自分の意に沿わない役割だからやる気が出ない、会社辞めちゃう、とかじゃなくて、だったらその仕事で世界一目指してみ、そうすればいずれはもっといい仕事、レベルの高い仕事、色々と良い方に回ってくると思います。
世界一の糸巻き小僧を目指すとなると、色々と考えること、やることがあるはずです。そういった取り組み方を他の仕事でもやってくれると期待できるわけです。そのため、仕事を与える方の立場からしても、そういう取り組みをしている人を見ると、こんな仕事でも賢明にやってくれるのであればもっと良い仕事をさせたくなるものです。
うちの社長は新人時代、上司・先輩にコピーを頼まれると、頼まれた書類は目を通しておけ、ということだと考え、全て読み込んでいたそうです。どんな仕事でも、自分のちょっとした考え方で意味、価値を見出す。やっぱ社長になる人はちがう、と思ったものです。ただ上司からすると、やたらコピーに時間のかかる新人だなぁ、と思ったでしょうね(苦笑)
今日の通勤の友は、QueenのThe Worksからの、TotoのMindfieldsでした。
映画Bohemian Rhapsody 見てからのThe Worksは泣けます。