よく使われる言葉で「自分事になっていない」というのがあります。特にトラブルプロジェクトに「支援」で来た人の中には「私は支援ですから」を言い訳に責任のない、というかやる気の感じられない行動をとる人もいます。責任のないのはいいんですが、やる気の感じられない行動を取られちゃうと、その良くない雰囲気は伝染するので本当に勘弁してほしいと思います。
逆に、支援とはいえ、もともとのメンバ以上に自分のプロジェクト以上に気合をいれて作業をしてくれる人もいます。やはりそういう人は人としても信用できます。
どうしたら自分ごとになるのか、というのは自分の中ではあるのですが、改めて調べてみました。
- 従業員に自分の将来像をイメージしてもらう
仕事を通して形成される将来像、これを通して成長できることを伝える。 - お願いしている仕事をやる理由を伝える
なぜこの仕事を依頼するのか、という理由、依頼の背景をしっかりと伝える。 - 仕事をその人にわたす理由を伝える。
なぜその人に仕事を依頼するのかを明確にする。その人の長所を活かせるから、とかその人出ないとできないとか、その人の成長につながる要素があるからなど - 気づく経験を与える
こうやる、と一方的に教えるのではなく、自らがやり方を考えられるように仕向ける。自分で決めた方法で仕事を行うほうが、より責任感が増し、主体的に行動にうつせるようになるもの。 - 聞き手主体で話す
「私は」と話すのではなく、「あなたは」「私たちは」と話し方を変えてみる。
人と人の付き合い、やはりコミュニケーションですね。部下育成、人との会話などあらゆる場面で大切なことだと思います。