楽観ロックのつぶやき

皆さんのおそばに一言添えたい。

(週報)20240930

 早いもので上期終了。
 行ってきました。IRON MAIDENのライブ。初めての東京ガーデンシアター。
 開演前からマスコットのエディが書かれた、今までの色んなところで行われたツアーTシャツを着た人たちがわんさか集まっていましたし、外国人も多かった。コンサート会場の中でビール買えるのもびっくり。
 彼らは私が高校の頃から活躍しているので、そう、年齢はすでに60半ば。それでもパワフルな演奏でした。ライブアルバムで聴いていた観客との掛け合いに参加することができ、感極まって泣きそうでした。

【今回の言葉】
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I have never met a man so ignorant that I couldn’t learn something from him.
私は、何も学ぶべきものがないほど無価値な人に会ったことはない。
Galileo Galilei ガリレオ・ガリレイ
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 座右の銘にどうぞ。
 これと同じようなことは孔子も言っていた気がする(宮城谷昌光の孔丘)。
 あー調べてみたらあった。
子曰、三人行、必有我師焉。擇其善者而從之、其不善者而改之。
 3人が共に行動すれば、そこに必ず手本とすべきものがいるって。
 また、歴史小説で有名な吉川英治は、「われ以外みな師」と言っています。
 年齢に限らず、そう思って日々生きていけると良いと思います。ちなみに孔子の言葉の後半は、いいやつは真似して、ヤなやつは反面教師にする、といった意味です。これやりきれると、結構心穏やかになれます。
 年齢関係なく、これができるようにしようと私は思っています。そういう目で見ると新入社員の人たちですら、学ぶところを見つけることができたりします。

 ちなみに、宮本武蔵は「五輪書」において、「万事においてわれに師匠なし」と書いています。絶対そんなこと無いと思うんですが、きっとそこにたどり着くまではいろんな人を見て、色々学んだんだと思いますが、五輪書を書くにあたっては守破離の離にたどり着いていたので、オリジナリティを追求する境地に至っていたんでしょうね。

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【その他】
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◯人生の嘘(岸見一郎氏の話)
 「人生の嘘」はドイツ語では「Lebenslüge」と言います。アドラーが使った言葉です。
 自分が言い訳をしているときに「人生の嘘」をついていると言います。具体的には、人生の嘘をつくとき人は「でも」と言ってしまいます。本来自分が解決すべき課題から逃げようとしていることは、その言葉で分かります。
 部下などと話をする時に、相手に「あなたが『でも』と言うたびに数えますよ」と伝えてみてはどうでしょうか。誰もが最初のうちは口癖のように「でも」と言います。「話は分かります。でも…」と。
 ですが、数回面談、会話をしていく中で、「でも」を意識してもらううちに、徐々に変わって来ます。「でも」を言わないように意識ができると、「でも」と言うことにためらいを覚えるようになります。人は、やるべき課題をやろうという気持ちと、やりたくないという気持ちが拮抗しているとき、「でも」と言った途端に「やらない」決心をします。まずは、そのことに気づくのが大事だと思います。
 「でも」じゃなければなにか、というと、代わりに「もし~~なら」を使い始めます。ですが、これは現実の中ではなく、可能性のなかに生きているということになります。
 例えば、もし、私がもっと若ければ、記憶力もよくて英語も身につくけれど、いまの年齢では難しいです、とか。一方でできないと言いつつ、若ければできるという可能性のなかに生きているのです。
 しかし、できないならばできないという現実から始めて、英語を賢明に学ぶしかないのです。つまり、ありのままの自分から始める「勇気」を持つ。それができれは「人生の嘘」から脱却できるだろうと思います。

○解説動画をみて
 最近YouTubeを見ていて思ったんですけど、(多分)素人のひとの解説動画、すごいですよね。サッカーの解説動画で「まずこの映像をご覧いただきたい」で始まり、何がそのプレイのすごいところかを説明してくれて、うんそうだとするとすごい!となるものや、井上尚弥の試合のここがスゴイ、を映像を使い、スローにして見せて、ほら普通ならできない、井上のスピードとテクニックが、みたいな解説をしてくれると、おーほんとだすげー、ってなる。
 ああいう解説を素人ながらにする人たちは、ほんとにサッカーやボクシングが好きで、いわゆる目が肥えた人たちなんだろうな、と思う。
 じゃぁ、自分は?って考えると、そこまで語れるものがない。これに関しては何時間でも語れます、みたいなものはない。強いて言えば、さすがに35年以上やってきたプロジェクトの進め方みたいなところで、このプロジェクトのここがすごい、とか言えるかもしれない。
 皆さんは、そんなのありますか?

○今日の音楽
 先週はIron Maidenづくしだったのですが、一段落したので普通にランダムプレイにし、今日朝、自席についた時にかかっていたのは、Michael Schenker GroupのFeels Like a Good Thingでした。
 死ぬまでに観たいバンドを、かなり制覇してきましたが、そうかまだマイケル・シェンカー観たことないや。よく来日しては中野サンプラザで演ってたな。。。でもサンプラザもう無くなるし。もう来ないのか知らん。。。
 ちなみにMaidenのライブが始まる直前に流れる曲は、マイケル・シェンカーがかつて在籍していたバンドUFOのDoctor Doctorと決まっています。
 これもヘビメタ/ハードロック好きなら絶対知っている曲です。

以上です。

Michael Schenker Group

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