楽観ロックのつぶやき

皆さんのおそばに一言添えたい。

そもそも楽観ロックって?

 そもそも楽観ロックって何?ってことです。

 コンピューターシステムを構築していると、排他制御が必要になります。排他制御とは、共有資源(データやファイル)に対して複数のアクセスが見込まれる場合に、同時アクセスにより不整合が発生することを防ぐため、ある処理が共有資源(データやファイル)を使っている時は他の処理からはアクセスできないように制御することを言います。オレ更新してる間待ってて。終わったら更新していいから、それまでオレ専有ね!みたいにしたりするのは、悲観ロックと言います。

 楽観ロックとは、めったなことでは他者との同時更新は起きないであろう、という楽観的な前提の排他制御です。データそのものに対してロックは行わないので、オレ処理してるけど、その間観てもらっても構わないよ。さて、処理終わったから書き戻すか、ってときにデータ取得時と同じ状態であることを確認してから更新することで、データの整合性を保証するというものです。一旦データを読み込んで、色んな処理して、下記戻すときに、読み込んだときと変わってないよね、と確認してから上書きする、みたいな感じでしょうか。大体、あんまりみんな更新しないしね、と楽観的なやつ。

 なんか、この「楽観的」というのがとても気に入っています。そもそも私、人生なんくるないさー、の精神ですし(そう上手く行かないことも多いですが、たいしたことないです)、気にしたってショーがないと思っています。

 またRockが好きなのですが、lockとrockを掛けて、ということもあり、ハンドルならこれだ!と思い、どこかで使おうと思っていた次第です。

 以後お見知り置きください。