楽観ロックのつぶやき

皆さんのおそばに一言添えたい。

人に頼るほど自分の能力も高まる

医師の吉田穂波さんのお言葉です。

 だれだって、子供の頃から人に教えられて成長して来たはずです。それはおとなになっても同じではないでしょうか。
 「10人分くらいの仕事をした」ともいわれるアイゼンハワーの時間管理術では、「権限委譲」がキーワードとして登場しています。「アイゼンハワー・マトリクス」は聞いたことがあるでしょうか。仕事を「重要度」と「緊急度」の2つの尺度で分け、4象限のどこに位置するかを見るものです。
 ・緊急かつ重要なものは、すぐやる。(Do)
 ・重要だが緊急ではないものは、いつやるか決める(Decide)
 ・重要でも緊急でもないものは、やらない(削除)(Delete)
 ・重要ではないが、緊急なものは、誰かに頼る、あるいは任せる(Delegate)

アイゼンハワー・マトリクス

「手伝ってもらうことで、自分でできるようになる」ということだけでなく、「手伝ってもらうことで、自分は自分にしかできないことに注力する」ことによって仕事をこなし、自分の仕事の幅を広げていくのです。
 すべてのの仕事をすべて独力でできる、という考え方をしていると、自分の成長する範囲を狭め、チャンスを失うことに繋がりかねません。独力でできるという感覚はときに過信となり、失敗することもあるでしょう。
 ちょっと仕事のやり方を考え直してみる機会になりますね。

 

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