読了しました。
いやぁ、よかった。
キャリアコンサルタントの試験を受ける前に読めてよかった。色々と勉強になったし、河合先生の人柄にも触れられたし、なんとか人のためになりたい、という気持ちが更に強くなった。
特に「伝え返し」に関しては深く感じたと思う。「あんな親父、死んだほうがマシや」というクライエントに対し、「ああ」とか「シンだほうがマシ…」というだけ。それはそうだね、と賛成しているわけでもないし、そんな事言うのはやめなさい、というのでもない。この人は今、親父が死んだほうがマシだといったのだ、と確認をする。とか。
『シンナーを吸ってる子が来たら、「やめなさい」とか言わずに、「シンナー吸っているということについて、あなたはどう思っているの」と、その子が気持ちがわかるように会おうとします。』こういうところだね、どのくらい吸ってるとか、事象を聴きたくなるけど、気持ちなんだ。気持ちを受け止める、これを心がけていかねば。
一週間に一回、一時間という限られた時間だからこそクライエントを傾聴し、受容的共感し、無条件の肯定を一生懸命やらねばならないという気合も入った。
カウンセラーとしてのスキルもそうだけど、それ以上に心構えなども参考になったし、カウンセリングにより、会社でメンタル不調になる人を本当に救ってあげたい。。。
頑張るぞ。