楽観ロックのつぶやき

皆さんのおそばに一言添えたい。

(週報)20230925

 世界ランキング1位のアイルランドと、2位で前回優勝国の南アフリカが激突しました。いやー熱かった。ラグビーといえば、40点だ70点だという得点が入るし、先日は34対12で日本がイングランドに敗れる、という感じの点数の協議ですが、13対8というロースコア。しかしながら内容が濃くて、一時も見逃せないゲーム内容。南アがペナルティキックを2,3本ミスったのが痛かった。タラレバだけど、あれが入っていれば結果は逆になった。
 という感じで、いまはラグビーワールドカップ2023で盛り上がっています。すごいっすよ。にわかでいいので、テレビ中継があったら観てください。

【今回の言葉】
-----------------------------------------
「上等な君主のまわりは皆師である。
 中等な君主のまわりには友がいる。
 下等な君主のまわりには召使いしかいない。」
        (宮城谷昌光 太公望より)
-----------------------------------------
 なかなかコメントしずらい言葉だが、まわりの人々を自分はどうみているのか、を考えてみると良いのかもしれない。後輩、部下を問わず皆から教わることばかりだ、と思っている人は上等な君主に当たるのかもしれない。
 まわりにYESマンしかいないような絶対君主のようなパワハラ系上司は下等な君主である。
 せめて、まわりは後輩・先輩関係なく友であってほしいと思う。
 家康も言っていた。諫言してくるれる家臣は一番槍にも勝ると。

-------------------------------------------------
【その他】
-------------------------------------------------
○システム4
 リッカートという人の提唱によるマネジメント・システム論です。私も色々勉強してるわけですよ。。。。
 リーダーシップの行動論の一つですが、組織をシステムとして捉え、リーダーシップに関わる管理システムを4つに分類しました。
 システム1 権威主義専制型 → 徹底した課題志向
 システム2 温情・専制型 → 課題志向>弱い人間関係志向
 システム3 参画協調型 → 課題志向=人間関係志向
 システム4 民主主義型 →課題志向<人間関係志向
 世の中、システム2か3の組織が多いと言われているようですが、私はシステム4を目指してましたね。
 さて、どれが市場経営組織の業績が最も高いかというと、システム4だそうです。
 高い生産性を上げる組織は、リーダーが部下の人間的側面と目標指向的な作業チーム形成を図る「部下中心型」=関係指向のマネジメントを行い、低い生産性の組織はリーダーが常に生産を上げるよう圧力をかけようとする「仕事中新型」=課題指向のマネジメントを行っていることが多いことが発見された、とのこと。
 参考にしていただきたく思います。

○セルフディシジョン/セルフジャッジ
 セルフディシジョンは日本語で言えば、自己決定性。自分で決められる性質ということで、「自分次第で人生は変わる可能性が高い」という意味です。なかなか自分を変えることは難しいですが、アドラーは自分自身は変わろうと思えば変われるといいます。また、対人関係の悩みから脱却する鍵は自分にある、と提言もしています。だったら、自分を変えてみようと思いませんか。
 変わってみよう、と行動し、その結果を見て試行錯誤する、その繰り返し。「考えて行動して試行錯誤するという知的なプロセス」を繰り返す。要はすぐには変われないので、継続が必要なわけですが、その継続が大変なんですよね。
 ラグビーワールドカップでのイングランド戦。55分まではほぼ対等な試合でしたが、コートニー・ローズのトライで全てが変わりました。ある選手のパスを取りそこなったのですが、前にこぼすのではなく、後ろにそらし、そのボールが後続の選手の頭に当たって、前に転がったボールを、ジャパンはノッコン(前にボールを落とす反則)と「セルフジャッジ」してしまい、ボールを追わない。イングランドの選手は念のためボールを拾ってトライ。それが認められる、という結果。
 反則かどうかはレフリーが判断するのですが、選手が勝手に「セルフジャッジ」してしまったことが敗因とも言えます。
 自分で決められることは大切ですが、自分で勝手に決めてしまってはいけない。なんともまぁ、な話でした。

○今日の音楽
 今朝、自席に到着した時にかかっていた曲は、Char のMoon Childから、Funk'n'Roll-Yellow Stoneでした。
 今朝はJ-Sportsで、ラグビーワールドカップ2023のスコットランドSCO vs トンガTONを見ながら来たので、3曲くらいしか聴けなかったのです。
 Charのソロ名義ですが、ほぼJohnny,Louis & Char 後のPink Cloudのメンバが参加している作品です。私は日本人のロックギタリストといえば、山本恭司かCharなのですが、最近は布袋寅泰が一位に上がってくるんですよね。これもジェネレーションギャップ。

ここまで目を通してくださったのであれば、ついでに下のリンクのどれか押してください!励みになります。