楽観ロックのつぶやき

皆さんのおそばに一言添えたい。

(週報)20230807

先週は夏季休暇をいただいていたので、少しサボってしまいました。

【今回の言葉】
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「謝れと言われてからする謝罪が、心からの謝罪ではあることはまずない。
しぶしぶ、仕方なく、その場を収めるために謝っているだけなのである。」                     (ながれおとや)
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 日本の格言?にはこんなのがあります。
「謝るくらいなら最初からするな!」
 まぁ、無理なこともありますが、ほんとそうですね。特に企業の不正の謝罪をみる都度思います。人は誰だって失敗しますが、失敗したら自ら謝ればいいし、謝ることを恥ずかしいと思う人もいるかも知れないけど、謝れない・謝らない方が恥ずかしい。
 不正は個人の問題ではなく、組織の問題で発生するものだと思います(たまに違うかもしれないけど)。不正をせざるを得なかった組織風土であったり、不正を発見できない組織プロセスなど。
 個人の問題であれば、個人を変えればよいのですが、組織の問題であれば組織を変えるしかありません。(昔、部下が失敗をした時に客に言われました。どっちの問題だ!って。)

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【その他】
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富士通Japanの問題。。。
 5月中旬、富士通Japanから全国の自治体の首長に対し、デジダル庁の要請に基づき、自治体のコンビニ交付サービスを一時停止してシステムを点検させてほしい、という主旨の文書が届いたそうです。まぁしょうがないですよね。明日は我が身、と思うとゾッとする事象です。が、ここで言いたいのはそのことではなく、その文書のことです。
 その文書にはこう書かれていました。
「2023年5月16日にデジタル大臣より、弊社からの依頼が首長様に届いていないという強い叱責を受けています。つきましては、改めて直接お願いさせて頂くものです」
 これを読んで、皆さんどう感じられます?
・叱責されたって、背景の説明もないんだけど。。。
・叱責されたから送付してるの?叱責されなかったらやらない?
・怒られたからやるって子供じみてる。
などなど、自治体側の印象もひどいものです。更に怒りを煽る結果に。。。
 やってしまったものはしょうがないと思うし、バグの無いシステムなんてムリメとかも思いますが、問題はその後の対応、ということは昔から変わってないな、と思います。あるプロジェクトはトラブルが合ったものの、その後の対応で、更に信頼を増した、ということもあります。
 気をつけよう。。。

○ビッグモーターの問題
 社長が遅ればせながら謝罪会見を行い、そこでの発言。
 ゴルフボールで雹が降ったように見せかける偽装はゴルフを愛する人に対する冒涜だって社長が怒っててかなり面白い。
 車の所有者に対する冒涜を謝れって言うのにね。いくらゴルフ好きだからってさ。。。
 むかーーーし、山一證券が破綻する時、社長が「社員は悪くない、私が悪いんです!」って号泣しながら会見していたのを思い出します。それに比べ、「不正請求問題は板金塗装部門の単独で、他の経営陣は知らなかった。」
と責任逃れとも採れる発言。。。
 やはり謝罪では真摯な対応、リーダーとしての責任の取り方は大切だと改めて思った次第です。

○今日の音楽
 今日自席に着いたときにかかっていた曲は、CasiopeaのアルバムMint JamsからSwearでした。私の青春を代表するアルバムです。
 たしか、どこかのステージでライン一発取りだったと思います。ライブである証明として観客を入れているけど、ライン取りをしているので、歓声は聞こえない、といった感じ。
 フュージョン好きなら外せない一枚です。

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