ラグビーワールドカップのプール戦が終わり、決勝トーナメントに入りました。この土日にベスト8が激突の試合が4試合あり、どれも痺れる試合です。
特に、イングランド対フィジー。最後まで結果の読めない接戦。いろんな想いの交錯するなか、非情にも勝者と敗者に分かれるわけで、すごく切ない思いでした。多分、どちらが勝っても切なかった。
【今回の言葉】
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「空を飛ぶことを可能にしたのは空を飛ぶことを夢見たからである」
(カール・ポパー)
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なんかかっこいい言葉だと思います。
現在自社で中期経営計画を検討をしていますが、まさにこれを意識して欲しいと思います。上長いわく「ワクワクするような」ですが、夢を観ないと実現もできないし、ナポレオン・ヒルはできると思えばできる、というようなことを言っているので、夢を見て、それをきっとできる、と思えば、夢は叶う、と言うことになるのかな、と思います。
会社から離れても、人間、いつまでも夢をみることは大切だと思います。いつのころからか、夢見ることを忘れてしまっている人も多いのではないでしょうか。もう一度夢を見よう!
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【その他】
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○プラグマティックでありビジョナリー
とあるところで見た記事、アーキテクトに関する寄稿があり、その中で私の琴線にふれる記載がありました。
アーキテクトは、開発チームをリードするだけでなく、クライアントや様々なステークホルダーとの交渉が必要になる、といった人間の資質的な話。優れたアーキテクトは、プラグマティックでありながらビジョナリーでなければならないとされていいます。
・ビジョナリーは想像力や知恵をもって、未来を考えたり、計画したりすること。
・プラグマティックは机上の空論だけでなく、実践に基づいたやり方で、賢明かつ現実的に物事に対処すること。
簡単にいうと、アーキテクトは、手本を示してチームをリードし、開発チームに溶け込むことでリーダーシップを発揮することとのことで、アーキテクトと言ってもやはりリーダーシップが必要なんですね。
やはり技術者としては、分散アーキテクチャや3層アーキテクチャなど、知識はありながらも、今回のシステムに最適な提案ができるといった、「机上の空論だけでなく」、「想像力や知恵」をもって、適切なアーキテクチャの検討ができ、それをステークホルダにコミュニケーション取っていく必要があります。
プロジェクトのチームメンバが、質問だけでなく、アドバイス、メンタリング、コーチング、リーダーシップを求める、そんな良き相談相手でもあるのが、アーキテクトなのです。
これもかっこいいですね。
○民度
最近聞くようになった気がしますが、民度ってなに?
Wikipedeiaによると、「特定の地域・国に住む人々または、特定の施設・サービスの利用者(ユーザー)・参加者・ファン等のある集団の平均的な知的水準、教育水準、文化水準、マナー、行動様式などの成熟度の程度を指す。」とのことで、特定集団に対しても使うようです。
そうやって考えると、日本の民度が、とか、中国の民度が、っていうのと別に、弊社の民度はとか、自グループの民度はとか、うちの家族の民度はとか、私の民度は、とか言ってもいいのかな、と思います。
皆さんはどう感じますか?
「職場の同僚や友達の民度が低いと感じ、イラッとしていしまう人も多いでしょう。民度が低い人は、考えられないほどの礼儀知らずな言動をして、びっくりすることもありますよね」なんて記事も見かけます。
要は一般的に「モラルに欠けており、常識やマナーを守るという感覚が薄い人」を民度が低い人というのか、と。
とりあえず、民度が低いと思われないようにしたいものです。
ラグビーの試合が終わったあとの日本選手や日本人観客の行動が、世界で絶賛されています。民度高いです。同じ日本人としてちょっと嬉しいですね。
◯今日の音楽
今日自席に着いたときにかかっていた曲は、Joe Sampleのアルバム
Sample This から、Fly with Wings of Love でした。
Joe Sample は個人的に思い入れのあるジャズピアニストで、クルセーダーズのメンバーとしても知られています。もう亡くなられていますが、Melodies of Love は逸品です。秋の夜長に聴いていただきたい。