楽観ロックのつぶやき

皆さんのおそばに一言添えたい。

両利きの経営

 流行っていたらしいです。
 両利きの経営とは何か、というと、「既存事業を守りながら、いかに新規事業を開拓するか?」という多くの企業が抱える課題に対する解決手段となる考え方だそうです。
知の探索……
 自身・自社の既存の認知の範囲を超えて、遠くに認知を広げていこうとする行為
+
知の深化……
 自身・自社の持つ一定分野の知を継続して深掘りし、磨き込んでいく行為

 この「知の探索」と「知の深化」を両立させる、ということだそうです。
 既存事業で成功していると、そこからなかなか抜け出すことができず、コダックのように衰退してしまう「サクセストラップ」に陥ってしまいます。比して富士フィルムは新規事業の開拓に成功し、継続的な発展をしています。それから見ても、成長し続ける組織には、「既存事業の堅実な改善」と、「未来を見据えた新規事業の探索」の両方が必要と言えます。前者は「知の深化」、後者は「知の探索」と呼ばれ、両者をバラ
ンスよく協調させることが重要です。
 ということらしく、興味のある人はチャールズ・オライリーの著作を読んで、私に噛み砕いて教えてください。