楽観ロックのつぶやき

皆さんのおそばに一言添えたい。

SVR説

先日のブログで、同期入社で今でも付き合っている258回の友人のことを書いた。
私の入社した会社はそこそこ大きかったので、同期入社がたしか270人くらいおり、30人程度のクラス分けをして新人教育をやっていた。そのクラスでおなじになった3人である。
 30人の中からここまでの友人になる過程について、社会心理学的にいえばSVR説で語られることがしっくり来たので、ここに記載してみる。
 入社当時は始めまして、からの知り合いであったが、同じクラスの中で何日も新人研修を受けていると、その中でザイアンスの単純接触効果のように好きになったのかもしれない。男同士なので、決して外見の刺激(Stimulus)として受ける魅力があったとは思っていない(笑)。
 毎日のように飲みに行き、休みには一緒に遊びに行く事が多く、いろんな会話から価値観(Value)の類似性が見られ、更に親しくなってきたと思う。30人で遊んでいたのが徐々に別の友人やコミュニティができ、集まる数がどんどん少なくなる中でもこの3人は残っていた。
 そしてコンパや旅行を通して感じたのが、役割(Role)の分担である。誰から言うともなく、役割分担ができていて、何も言わなくても誰が何する、って決まっていたように思う。
 そんなこんなでSVR説になぞらえて、3人が親友になった理由を述べてみたわけでが、これでSVR説について記憶できたかな。(マースタイン)