楽観ロックのつぶやき

皆さんのおそばに一言添えたい。

送り手の責任

 PMBOKにも送りての責任についての記載があります。
 送り手には次のような責任があります。
 ・メッセージを送信すること
 ・伝達される情報が明確で完全であることを確実にすること
 ・メッセージが正しく解釈されているか確認すること
 周りを見ると、2番目、3番目が疎かになっていると感じることがあります。2番目は、情報を言った後に「知らんけど」とつくようなやつに代表されます。あと、「私の認識では」とか「~と認識しています」とか、認識が間違ってたらどうするの?と言いたくなります。事実をおさえてそれを伝えてほしいです。

 会社でも「認識」撲滅運動をしていますが、なかなか困難を極めている認識です。特にITエンジニアの世界は極論0/1のデジタルの世界に生きており、また仕様書に記載が歩かないかで動くのに、なんでそういう仕様の認識です、っていうのでしょうね。
 3番目については、メールやTeamsで送るだけ送っておいて、メールで伝達済みだから問題ない、とかいう人がいますが、3番目の責任を果たしていないですよね。こういったところからミスコミュニケーションが発生するのだと思います。
 自分の物差しで人を見てたらそこに誤差が出るのは当然ですよね。

 これに対して、受け手の責任というのもあります。双方が正しく伝わっているかを確認してこそコミュニケーションが成り立つ、というわけですよね。

 

 社内ではよく「コミュニケーションミス」と言いますが、「ミスコミュニケーション」と書かれた情報もあり、どちらが正しいんでしょうか。

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