今週の週報です。
【今回の言葉】
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「闘争と逃走」
(ストレスへの対応として)
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動物が示す恐怖への反応。危機的状況にいて、戦うか逃げるか、身動きを止める方法で生き延びてきた為備わったと考えられています。
英語では、fight-or-flight responseと言ったらしいですが、日本語に訳した人の洒落のセンス(笑)は素晴らしい。「戦うか飛ぶか」から、闘争と逃走になるなんて。
ストレスに対処するための行動はコーピングと言いますが、コーピングも闘争するか逃走するか、ですね。
動物は本能として危険回避して逃げるのに、なぜ人は、逃げることが許されないのか。身の危険を感じたら逃げてもいいんじゃないかな。。。
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【その他】
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○コンプレックスと劣等感
同じ意味だと思っていましたが、違いました。。。同じ意味だと思って、河合隼雄という方の「コンプレックス」という本を買って読んでます。まだ半分くらいですけど。
コンプレックスって、Wikiによれば、衝動・欲求・観念・記憶等の様々な心理的構成要素が無意識に複雑に絡み合って形成された観念の複合体、ということで複雑なことからコンプレックス、というようですね。あらゆる原因により、「主体性」を失った状態に陥ることをコンプレックスといい、著名なのはマザコン、カイン・コンプレックス、エディプスコンプレックスとかですね。
一方劣等感は、現状の自分が、他社や理想の自分に比べて劣っていると主観的に感じることです。劣等感が強くなると、それはストレスとなり、強く自己否定したり、違うところで優越感を得ようと意固地になったり、色んな防衛機制が現れるのではないかと思います。
わかりやすいコンプレックスと劣等感の違いは、劣等感は何かと比較して生まれてきますが、コンプレックスは比較する対象が無くても生まれて来る感情です。
アドラー曰く、誰でも劣等感を持っている、とのこと。それは、人は自分の中でこうありたい、と思い描く自らの姿があり、それにはどうやっても到達できないものであるから、その自分に対して劣等感を持つ、という理論です。
また人と比べて、更には人との違いを自らが劣っている、と認めるから劣等感を感じてしまうわけで、人と比べなければ余計な劣等感なんて感じないわけだし、劣っていると認めず、違っているとだけ認識すればよいだけです。ただ、比べるなというのは、他人からどう思われるかは気にするな、ってことで、相手に対して優越性を持とうとする、勝ちたいと意欲を持つことが大切とも言っています。
私も劣等感の塊なのですが、アドラー的に考えて、少しは楽になったかな、と思います。これに関連する書籍はいっぱい出てます。現代人は劣等感を持っている人が多いですからね。。。
◯今日の音楽
サザンオールスターズの「人気者で行こう」から、夕方Hold on Meでした。これ1984年のアルバムなんですね。。。高校時代プレイリストの続きです。このアルバムが出た時、私は19歳、、、ん?高校卒業してるような気がする。ギリ高3だったか。。。プレイリストの作り方間違ってる!?
この頃から、桑田さんは、You gotta hold on me、と夕方Hold on Meをかけたりした曲名や歌詞を書いていました。シャレてますね。
以上です。