楽観ロックのつぶやき

皆さんのおそばに一言添えたい。

認識という言葉

 昔からなんですが、最近富に気になっていることとして、「認識」と言う言葉があります。私はこう「認識」しました。とか、「認識」あってますか?とか。
 でも「認識」って結構曖昧な言葉だと思いませんか。特にデジタルな社会に生きる我々にとっては、意識的に正しく使うべきだと思います。

 例えば「今年の海の日は7月19日ではなく、22日と認識しています。」
 これ、正しい使い方だと思いますか?違うと思うんです。だって、今年海の日は7/22なので、言うのであれば「今年の海の日は7月19日ではなく、22日です。」じゃない?なぜそこで「認識」をつかう?

 正しい「認識」の使い方は、例えば、「我が社は働きやすい会社と認識しています。」とかですね。あなたにとってはそう認識できたのでしょうけど、もしかしたら認識違いがあるかもしれませんし、他の人はそう認識できないかもしれません。結局、自分が言っていた事が違ったときに、認識に誤りがありました、って言い逃れしたいだけでしょ。海の日は22日だと認識してましたが、違ってたらごめんね、の気持ちの現われだと思います。

 何が言いたいか、というと、要件確定などの打ち合わせにおいては、「認識」という言葉はタブーということです。認識の差異やご認識の入り込む隙間のないように意識的に言葉を使うべきだと思っています。

 「認識」やめれ!!