伊藤守著のコーチングの本。
3分間コーチ ひとりでも部下がいる人のための世界一シンプルなマネジメント術
伊藤氏は日本のコーチングの草分け的存在で、コーチエイ創始者らしい。
ブックマークするところがたくさんある非常に参考になる本でありました。特にWIIFMのところ。ちょうど会社で中期経営計画を作成しているおり、会社役員からあれこれやることばかりでワクワクしない、それをやって僕たちはどうなるといったフィードバックがない、という指摘を受けていたところ。
まさに、WIIFM「What's in it for me?」それで、私はどうなるのか、が足りていないことを言われいたところ。じゃぁどうしたら良いのか、まだ答えは見つかっていないが、本書にヒントはあったと思う。
他にも、「部下が理解して合意しなければ、上層部で方針を決めても組織は動かない」とか、「たいていの問題は、アウトプットするだけで解決する」など、納得もするし、たまに目からウロコの記述もあった。例えば「何かあったら声をかけてくれ」とか「いつでも相談してくれ」では部下は声をかける機会を見つけられないとか。全くこの通りやっており、全然相談にこないな、、、と悩んでいることろだった。
一読しただけで身につくわけでもないので、何度も読み返したり、要所をメモしたり、自分なりの要約ノートを作ったり、なんとか実践に向けた活動をしたい。