楽観ロックのつぶやき

皆さんのおそばに一言添えたい。

(週報)20231211

 この土曜日にリーグワンの開幕戦を息子と二人で観に行ってきました。と言ってもディビジョン2(サッカーで言えばJ2)です。NECグリーンロケッツは昨シーズンに降格してしまいました。その初戦。
 相手は浦安D-Rocksです。NTT系です。昨年度D2では入れ替え戦以外全勝したチームです。
 しかしながら、GRはなんと勝利出来ました!W杯で活躍したレメキキャプテンの元、全員がより高いレベルのプレーが出来ていたと思います。昨年も1勝しか出来ていないで、やはり勝利は格別に嬉しかったと思います。
 ラグビーに興味のなかった息子も、退屈せず、面白かった、また行ってもいい、と言ってくれているので、次はトヨタサントリー、キャノンの試合を観に行きたいものです。W杯で活躍した世界の選手がこぞって日本リーグに来ているので、世界レベルのプレーが見られます。

 サイン会で、ウェールズ代表50Capsのジェイク・ボールがいましたが、笑顔がとても優しくてかっこよかったです。本当に強い人は優しいんだと思います。その隣で「よく泣く人」田中史朗がサインしてました。

【今回の言葉】
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「人の記憶は意識の仕方でコロコロと変わり、
 言い訳探しは当人の成長を妨げる」
               (アドラー
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 私もフロイトの功績は否定しませんが、どちらかと言えばアドラー派です。
 フロイトは原因。アドラーは目的。
 言い方を変えれば、フロイトは過去、アドラーは将来。
 前向き肯定派の私としては、アドラーを推さざるを得ません。
 子供が泣いているのは、転んで痛いから(原因)ではなく、泣くことにより保護者である親にこっちを向いてもらい、優しくしてほしいから(目的)、と言う考え方です。
 そう考えると、すぐマウント取りたがるあの人の目的は、、、、すぐ不機嫌になるあの人の目的は、、、と考えることで、ちょっと赦せちゃったりするかもしれません。

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【その他】
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ムーンショット(moonshot)
 先日、R5年度の政府の補正予算についての記事をみました。
 その中に政府として、ムーンショット型研究開発制度の推進と言う記載があり、聞いたことない言葉だな、と思いインターネットのヤホーに聞いてみました(古い)。ヤクルトの大杉勝男の「月に向かって打て」みたいなことかなと思いましたが(もっと古い&知っている人少ない)、全然違った。
 ムーンショットは、本来はアポロ計画のような月探査ロケットの打ち上げを意味します。 しかし、そこから連想して、昨今ビジネスの場面などでは「非常に難しいが、実現すれば多大な効果を期待できる大きな研究や計画」を意味します。
 日本では内閣府が「ムーンショット型研究開発制度」を設けて、我が国発の破壊的イノベーションの創出を目指し、従来技術の延長にない、より大胆な発想に基づく挑戦的な研究開発(ムーンショット)を推進する国の大型研究プログラムを進めるとのこと。
 破壊的だって。。。ププッ
 どんな研究がされるのか楽しみですね!

◯PTG
 私もネタのように、トラウマが、、、という言葉を使ったりします。心理学的にはPTSD(Post Traumatic Stress Disorder)と言います。日本語では「心的外傷後ストレス障害」というものです。これを取り扱った映画にはトム・クルーズの「7月4日に生まれて」ありますね。トム・クルーズの映画だから、と思ってワクワクしてみるとどんよりします。
 PTSDはとても怖い思いをした記憶などがこころの傷となり、そのことが何度も思い出されてしまう、というものです。通常は、そういったこころの傷は少しずつ薄れていくものですが、傷が大きすぎるとそうもいかず、フラッシュバックやめまいなどの身体的症状が出るとか。
 アドラーなどは、トラウマはないと言い切っていたりします。自分の感じた記憶とその事柄は全く別のものと認知すればよい、事実・解釈・感情を区別することで、自分の人生の自主性を取り戻せば良いというのです。ちょっと難しいですね。

 で、今回言いたいのは、PTG(Post Traumatic Growth)というものです。心的外傷後成長というものです。そういったショッキングな出来事や強いストレスで負ったこころの傷を乗り越えて、成長することです。
 とてもつらい経験をした後、かえって人が大きく成長するといった、漫画でよくありそうなストーリーです。一皮向ける感じなんですかね。
 「人生で経験したすべての逆境、トラブル、障害が私を強くしてくれた」
 ウォルト・ディズニーの言葉です。
 つらいこともあるでしょうが、それがあっての成長、と捉えると、少しは頑張れるかも。でもいつもいつまでも頑張る必要はないですよ。
 人生万事塞翁が馬、なんくるないさー、そんなに真剣に考えなくてもいんじゃね、などなど、前向きに行きたいものです。

◯今日の音楽
 今日席についたときにかかっていた曲は、Ferenc Fricsay指揮ベルリン・フィルでRimsky-Korsakov(リムスキー・コルサコフ)のシェラザードです。
 どクラシックです。交響曲です。こういうのも入っています。この曲は、アラビアンナイトみたいな感じで聴きやすいですよ。高校生の頃の青春の思い出があって(内容は言えない)、今でも聴いています。

以上です。
7月4日に生まれて | 内容・スタッフ・キャスト・作品情報 - 映画ナタリー