知ってますか!?今年も残すところ、実働9日しか無いんですよ。時間が溶けている!!
で、いよいよ新年となりますが、皆さん、来年の抱負を立ててみてはどうでしょう。何をするとか、何を頑張るとか、海賊王になるとか。
1月5日を休むとかなりの長期休暇になります。ゆっくりと考えて、年明けにこっそり教えてください。
【今回の言葉】
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「たいていの問題は、アウトプットするだけで解決する。」
(伊藤守)
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やっぱりアウトプット大切です。
伊藤守氏は日本のコーチング会における草分け的存在の方。
アウトプットとは、「話す」「書く」「行動する」です。話をすることで、自分の頭の中も整理できますし、人に話しているだけで理解が出来たり、また理解してもらえたり。また、アウトプットすることで、記憶に定着したりという効果もあります。
具体的なアウトプットの仕方として、皆さんにハードルの低いのは、「議論をする」「目標を書き出す」「人に説明する」「ToDoリストを書く」といったことでしょうか。アメリカ人は議論好きともいわれますが、そんなところで差が付いているのかもしれませんね。
特に我々知的労働者はアウトプットが大切です。働くことで建物ができたり、ものがつくられるわけではないので、仕事においてアウトプットが無いと、仕事したのかどうかの証が無いわけです。
ちなみにピーター・ドラッカーは(彼がはじめて知的労働者:ナレッジワーカーという言葉を使ったらしい)言っています。
「余計な仕事から解放されなければ知的労働者の生産性は上がらない」
色々と考えないといけないですね。おっとアウトプットしないといけないので、この件についても誰か議論しましょう!
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【その他】
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◯人手不足
弊社も新卒採用が定員割れをするくらい、本当に人が足りないようです。ということでBP(ビジネスパートナー)確保を進める、ということもありますが、BPもいない、ということにもなって来ます。となると、引き続き効率化を進めねばならないわけです。
例えば(一石を投じますが)、これまで現場での作業はクロスチェックといって来ましたが、二人目よりも、一人目がリターンキーを押す前に手順書の一行と必ず確認するセルフチェックが効いていれば、一人ですべての作業をしても、問題は防げるのではないでしょうか。もちろん、そのためにセルフチェックのやり方や価値そのものに対して、PJ参画者全員に必須教育で伝えていて、やってなかったら必ずバレる仕組みもが必要です。まじやばいやつは引き続きクロスチェックでもいいと思いますが。
もしくは、手順書を整備するのであれば、キー入力する内容を極限まで少なくするバッチを事前に用意しておいて、バッチを叩くだけにするとか。それでこなせる作業も多いと思います。全然知らない人にお願いもできるし。もしかすると、そのバッチをchatGPTにチェックしてもらうと、事前に問題が発見できるとか、そんな事もできるかも。
日々の工夫に頭使っていきましょう。
○双曲割引
行動経済学の、非常に重要な概念だそうです。プロジェクト遂行にも通じる話なので、今回記載してみます。
例えば①1年後に1万円もらえる、②1年と一日後、すなわち366日後に2万円もらえる、という2つの選択肢があった場合、ほぼ例外なく人間は②を選ぶそうです。
ところがこの話が、③今日一万円もらえる、④明日2万円もらえる、の2択となった場合、人間は混乱し始めます。少なからぬ人が③今日の一万円を選択するとのこと。
私達人間は今日、明日という近いところでの1日の違いは大きく、1年後における1日の違いは小さいと見るわけです。このように、単位時間における価値の割引率は、時間と共に双曲線(反比例のグラフ)を描くという意味で、「双曲割引」と呼ばれています。
プロジェクトを遂行しているときも、1週間のプロジェクトで今日5時間の遅れと聞くとワキワキしますが、1年間のプロジェクトで最初の1週間で5時間の遅れだと気にもとめないですね。実際は今日5時間遅れたら、明日は10時間の遅れになりそうなので、早い内に遅れを取り戻して置くべきかと思います。
このような人間の行動に照らし合わせて考えると、進捗遅れについては軽微であっても、早い内に取り戻しておくべきだと思います。
また、これ以外にも、例えばキャリアの話でもこれは言えます。自分のキャリアについて「英語ができるようになっても、今の仕事には関係ないから」という具合に将来に備えることは後回しにされがちです。他の人もそう考えている、と考えると、先に取り組むということはライバルよりも先んじる事ができる可能性がある、ということです。長期的な視点をもって、コツコツと未来の準備をするという態度こそ、明暗を分けます。
私も、定年退職前になって雇用延長のオファーがない、と焦らないように気をつけねば。。。
行動経済学の用語で、「遠い将来なら待てるが、近い将来ならば待てない」という意味だそうです。
◯今日の音楽
今日出社して、座席についたときにかかっていた曲は The Doobie Brothersの1973年に発表されたアルバム The Captain and Me から、Without You でした。
このバンド、珍しくツインドラムスだったりします。ドラマーが二人いるの。ギター二人とか、ボーカル二人とかはよくあるけど、ドラマー二人。二人で違うドラムパターンを叩いたり、空間を埋め合う感じが面白かったりする。
紹介される音楽が、古すぎて誰も付いてこられないですよ、という指摘もいただいた。確かに1973年のアルバムとか、私ですら8歳の発表アルバムなので、確かに古い。私には4つ年上の姉があり、彼女が受験勉強のときに流れていた曲をたくさん聞いて影響を受けているので、さらに古いのだと思う。
けど、あんまり新しいのばかり言われても、今度はこっちがわからない。
一応King GnuやVaundyなどチェックは怠らないおじさんです。