楽観ロックのつぶやき

皆さんのおそばに一言添えたい。

防衛的悲観主義

 ちょっと古くなっちゃった話題だけど、東京オリンピックで金メダルをとった柔道の大野選手が言っていた。
 防衛的悲観主義者は、過去に自分が良い結果を出しているにもかかわらず、将来に不安を感じ、最悪の結果を予想します。それを避けるためにベストを尽くして行動します。それが良い結果につながる、ということらしい。
 一般的には楽観主義の方が良い結果を出すと言われているが、そうはいってもそんなに簡単に楽観主義になれない人も多いと思う。そういう人には、この防衛的悲観主義の考え方がいいのかも知れない。 アメリカの心理学者の研究によると、戦略的楽観主義者(strategic optimists)と防衛的悲観主義者(defensive pessimists)の研究や実験
を行い、悲観主義が必ずしも悪いとは限らないことを見いだしたという。

 答えは一つではない。

 心理学的アプローチとしては、過去のことを振り返ってグチグチ言ってもしょうがないじゃん、どうなるかわからない明日のことをモヤモヤ不安になったってしょうがないじゃん。「いまここ」を存分に生きようぜ、というのもある。

大野将平 - Wikipedia