問30 リハビリテーション・カウンセリングの理念に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 障害を持つ人の側が無理をして環境に合わせようとするのではなく、環境を代えることによって障害があっても生活しやすい社会を目指す。
- リハビリテーション・カウンセラーが主導して、統合的なサービスの提供を実現することを目指す。
- 障害を持つ人自身が、自分の状況を説明して相手に理解を求めるなど、自己を主張することにより状況を良くしていくことを目指す。
- 障害を持つ人が自立して、自分の力で生きていけるように力を与えること、すなわちエンパワーしてくことを目指す。
正解 2
- ◯
- リハビリテーション・カウンセリングとは障害のある人自身が主体であることを意識する。
- ◯
- ◯
リハビリテーション・カウンセリングが分からなくても、不適切な問題を探す際には、3つは正しいものであるため、「リハビリテーション・カウンセリング」とは何か?というイメージはつかみやすい。
選択肢から、通常の「カウンセリング」と違いはなさそうと考えると、本来のカウンセリングでは主体者は相談者であり、カウンセラーではないため、2が選択肢として残りやすい。
1に関しても、主体はカウンセラーのように感じた際には、キャリアコンサルタントの環境への働きかけのイメージを持つと分かりやすい。環境を整えるのは相談者及び周辺の人であるが、そのサポートはカウンセラーやキャリアコンサルタントの役割である。
出典:キャリコンシーオー
https://caricon.co/blog/9235/
初めての用語とか出てくると焦るよね。