「べき思考」については有名な話ですね。~すべき、~でないといけない、という考え方に囚われ、辛い思いをしている人が多いと思います。私もその一人です。
では、どうしたら良いか、というのが今回のタイトルです。難しくいうと「社会構成主義」というらしいです。
現実(と思われているもの)は人々が言語を介して作り上げたものであり、それを離れて社会は存在しない、という考え方で、わかりやすい例で言えば紙幣もそれにあたります。
社会現象や意味は、人間が作り上げたものに過ぎず、社会の中には本質的な実在はない、といいます。
たとえば「常識的に考えれば」などはわかりやすく、常識は人間が作りあげたもので、人が言語を介して言わなければそんなものないのです。
結局、上司として間違ったことをすべきではない、というのも、みんながそう言うからそう思ってしまうだけのことであり、上司っだって間違った事するでしょ、したって良いんじゃない、しちゃだめって誰が決めた?勝手にみんなそう思っているだけじゃん、ということです。
言葉と現実は一対一に対応するんだ、という本質主義に対し、対応しない、かつ言葉が現実を作り出す、という社会構成主義。
そんな考え方でも良いんじゃないんですか。答えは一つではない!